月刊まちづくり情報
2004年11月発行
- 2004年11月発行 01号
農村景観とグリーンツーリズムで地域活性化 (青森県尾上町)
古くから尾上町の農村景観を形成してきた蔵を地域の資源・文化遺産として見直し、保存・利活用しようと結成されたNPO法人「尾上町蔵保存利活用促進会」の活動が地域の活性化をもたらしている。 - 2004年11月発行 02号
福島県内の全域で110番タクシーが始まった (福島県)
タクシー運転手が事件や事故を目撃した際に通報するなど、警察に協力する「地域安全110番タクシー」のサービスが始まった。 - 2004年11月発行 03号
みなとみらい地区、レンタサイクルの社会実験を実施 (神奈川県横浜市)
みなとみらい・関内といった横浜市の中心部において、レンタサイクル事業の可能性を探ろうと10、11月の土・日・祝日の計21日間、「よこはまホリデーサイクル」が実施されている。 - 2004年11月発行 04号
自転車ごと乗車可能「サイクルトレイン」、住民参加で試験運行 (静岡県静岡市)
静岡鉄道では、乗客が電車内に自転車を持ち込むことのできる「サイクルトレイン」の試験運行を、静岡市内の静岡清水線(新静岡―新清水駅間)で行った。 - 2004年11月発行 05号
大河ドラマで活性化 ロケ地の誘致運動活発に (岐阜県郡上市)
2006年のNHK大河ドラマの題材が、土佐の戦国武将・山内一豊の妻「千代」に決まったことを受け、千代の「ふるさと」を自認する郡上市で、ドラマのロケ地を誘致する運動が盛り上がっている。 - 2004年11月発行 06号
国府で新しいタクシー業務スタート 公園や森林浴など紹介 (岐阜県国府町)
岐阜県国府町で、自然公園などのガイドとして森の癒やし効果を解説する資格を取得したベテランドライバーが新しいスタイルのタクシー業務を始めた。 - 2004年11月発行 07号
街並みのデザイン提案 地元大学OBらが企画、展示会を実施 (京都府)
京都芸術短期大学の卒業生で構成される「京都デザインの可能性を探る会」が家具の街で知られる京都市中京区の夷川通りに面した街並みのデザインを提案する展示を開催した。 - 2004年11月発行 08号
再開発事業で地元地権者らが主体となる「組合」設立を知事が認可 (兵庫県)
兵庫県神戸市中央区の中山手地区再開発事業で、地元地権者らが申請していた事業主体となる「市街地再開発組合」の設立が、知事の認可を受けた。10月1日に設立総会を開き、再開発の中核となる35階建て超高層ビル建設計画を本格化させる。 - 2004年11月発行 09号
公園の放置自転車、来年2月めどに対策実施 (福岡県福岡市)
藤沢市は産業の空洞化防止や雇用環境を整えるため、固定資産税を5年間免除するなどの優遇を盛り込んだ「企業立地促進のための支援措置に関する条例」を10月1日から施行する。 - 2004年11月発行 10号
安らぎの環境保全をめざし、「浜松市音・かおり・光環境創造条例」が施行 (静岡県浜松市)
静岡県浜松市では、人に潤いや安らぎを与える音や香り、光を保全し、騒音や悪臭、光の公害を防止する「浜松市音・かおり・光環境創造条例」が10月1日から施行された。 - 2004年11月発行 11号
ディーゼル規制条例施行 期待と懸念、こもごも 全国初の内容も (兵庫県神戸市)
兵庫県は神戸市東部と阪神地区の国道43号、阪神高速神戸線などで10月1日、「自動車窒素酸化物(NOx)・粒子状物質(PM)法」の排ガス基準を満たさない8トン以上のディーゼル車の通行を禁じる県環境保全条例を施行した。 - 2004年11月発行 12号
「スマートIC」の社会実験、上信越道・佐久平PAで (長野県)
高速道路のパーキングエリア(PA)やサービスエリア(SA)にETC(ノンストップ料金支払いシステム)専用のゲートを設け、高速道路へアクセスが可能なインターチェンジである「スマートIC」の社会実験が11月中旬から上信越道の佐久平PAで約3ヶ月間実施される。 - 2004年11月発行 13号
漁村での体験型観光「ブルーツーリズム」の試行が始まる (大分県宇佐市)
大分県宇佐市は、今月から長洲地区の漁師町で体験型観光「ブルーツーリズム」を試験的にスタートさせた。 - 2004年11月発行 14号
光害、ごみポイ捨てダメ 県「美化」条例を本格施工 (大分県)
ごみにポイ捨てから夜空を照らすサーチライトの光害、落書きに至るまでを幅広く規制する「美しく快適な大分県づくり条例」が10月1日に本格施行された。 - 2004年11月発行 15号
路上喫煙やポイ捨てを禁止する路上禁煙地区スタート (東京都板橋区・大田区・世田谷区)
東京都板橋区、大田区、世田谷区の3区で、駅前や繁華街での歩きたばこやポイ捨てを禁止する路上禁煙地区が10月1日にスタートし、各地で路上禁煙地区を認識してもらうために街頭キャンペーンが行われた。 - 2004年11月発行 16号
新築マンション建設、業者に住民への説明義務付け (東京都豊島区)
東京都豊島区では、新築マンション建設に伴う建設業者と近隣住民とのトラブルを防止するため、マンション建設業者に近隣住民への個別訪問等による説明を義務付ける条例と条例施行規則を定めた。 - 2004年11月発行 17号
岐阜の路面電車事業、仏企業が継承打診 (岐阜県岐阜市)
岐阜県内の路面電車40路線を名古屋鉄道が来春に廃止する問題に対し、フランスの大手鉄道会社「コネックス」が廃止路線の継承を含めた岐阜県内での路面電車の事業化を岐阜市に打診しており、11月中にも同市に事業計画を提案する予定である。 - 2004年11月発行 18号
道路と沿道まちづくりを一体で進める (東京都)
東京都は木造住宅の密集地などを対象に、道路整備と沿道まちづくりを一体で進める新手法を今年度から導入することとした。 - 2004年11月発行 19号
地域通貨の発行を促進、規制緩和策を特区で実施 (金融庁)
金融庁は特定の地域内で使える「地域通貨」の発行を促進する規制緩和に動き始めた。 - 2004年11月発行 20号
不動産所得税が最大1/4に軽減される (神奈川県)
神奈川県は、神奈川県内に進出する企業に、不動産所得税と法人事業税の税率を引き下げる税制優遇措置(最大80億円を助成する)による企業誘致策をまとめた。 - 2004年11月発行 21号
市民団体による街づくりへのユニークな取り組み (兵庫県伊丹市)
兵庫県伊丹市では、行政にはないユニークな視点で街づくりに取り組む市民団体「伊丹まちづくり会議」が、昨年、阪急伊丹駅の東側の三軒寺前広場で、素人が登壇する「ストリート落語」を開き、注目を集めた。 - 2004年11月発行 22号
中心市街地の活性化モデル4都市を県HPで紹介 (山形県)
山形県では、中心市街地の活性化に向け、県内4箇所のモデル都市の取り組みを、「まちなか・にぎわい通信」を作成し、県のホームページで紹介している。 - 2004年11月発行 23号
彦根市の市町村合併アンケート 「賛成」が「反対」上回る (滋賀県彦根市)
滋賀県彦根市では、同市が「これからの彦根のまちづくりを考える懇談会」にて行った市町村合併に関するアンケートの結果、合併に「賛成」が「反対」を上回ったことを明らかにした。 - 2004年11月発行 24号
前橋の市街地活性化に取り組む (群馬県前橋市)
群馬県前橋市で中心市街地のにぎわいを取り戻す施策の一環として、路線バスの到着時間や行き先を携帯電話でチェックできる「バスロケーションシステム」が実施されている。 - 2004年11月発行 25号
旧県商工会館改修の複合ビル 「チェンバおおまち」オープン (福島県)
中心市街地の活性化を目指し、福島県の旧県商工会館を改修した複合ビル「チェンバおおまち」が福島市大町にオープンし、入居する店舗などが営業を始めている。 - 2004年11月発行 26号
商店街の空き店舗活用、食彩横丁オープン TMOまちづくり伊予三島 (愛媛県)
商店街の空き店舗を活用し、商店街のにぎわいを取り戻すきっかけとなることをめざし、地元TMOが事業主体となり、食品・食材店「食彩横丁(しょくさいよこちょう)」が四国中央市三島中央二にオープンした。 - 2004年11月発行 27号
市街地循環「まちづくり活性化バス」が官民の連携により試験運行 (茨城県)
茨城県土浦市の中心市街地の活性化を図るため、同市とNPO法人とバス、タクシー会社が共同で、中心市街地を循環する「まちづくり活性化バス」を2005年3月から試験運行することとなった。 - 2004年11月発行 28号
大規模マンションにテナント併設指導 西宮市が要綱素案 (兵庫県西宮市)
兵庫県西宮市は、駅前などの商業系地域に大規模マンションを建てる際は、1、2階等に一定規模の店舗や学習塾といったテナント施設を設けることを求める指導要綱の素案をまとめた。 - 2004年11月発行 29号
松山・2大交通整備本格化 鉄道・道路、快適で安全に (愛媛県)
JR松山駅を中心に、JR予讃線の高架化や路面電車の延伸などを行う「JR松山駅周辺整備事業」と、松山市内で空港や高速道路のICを結ぶ総延長約20キロの自動車専用道路を新設する「松山外環状道路整備事業」の2つのプロジェクトが本格化する。 - 2004年11月発行 30号
買い物中に気軽に休憩できる「憩いの場」を市が開設 (山梨県)
山梨県甲府市は、中心市街地部にある銀座通りのアーケード沿いの空き地約100平方メートルに、散歩や買い物中に気軽に立ち寄り、休憩できる「憩いの場」を開設した。 - 2004年11月発行 31号
京都・宇治市街の道路遺跡から都市計画の思想が判明 (京都府宇治市)
京都府の宇治市歴史資料館は、平等院に近くで同市内の宇治妙楽の「宇治市街遺跡」で平安時代後期(12世紀)の道路跡が見つかったことを発表した。 - 2004年11月発行 32号
良好な住環境・街並みの保全をめざして (神奈川県横浜市)
神奈川県横浜市は、良好な住環境や低層な街並みの保全を目的にした「地区計画」を同市中区の山手町地区を対象として、都市計画決定することを発表した。 - 2004年11月発行 33号
核となる施設の充実から活性化を 「再生特別地区」の指定へ (岐阜県)
岐阜県の都市計画に関する諮問機関である「県都市計画審議会」は、岐阜高島屋がある岐阜市日ノ出町2丁目地区を「都市再生特別地区」として承認するよう県に答申した。 - 2004年11月発行 34号
市民・企業・行政の協働で実現する「みなとまちづくり構想」の提言へ (兵庫県)
兵庫県高砂市の臨海部では、快適な水辺空間を確保し、港湾などの社会基盤を活用した地域の活性化をねらい、兵庫県が「みなとまちづくり構想」を提案している。 - 2004年11月発行 35号
産・学・官の連携による地域再生を目指す (埼玉県入間市)
地域社会を学生の教育の場に活用する目的で、駿河台大学は、入間市・同市商工会と「まちづくりに関するパートナーシップ協定」及び「学生参加による<入間>活性化プロジェクト」に関する覚書を締結した。 - 2004年11月発行 36号
路面電車が渋滞解消の施策に 歩行者優先の都市空間を目指して (福岡県)
福岡県福岡市の同市内企業・市民らで構成される「天神・渡辺通りまちづくり研究会」が、福岡市の渡辺通り大改造構想として、通りに路面電車を走らせるという大胆な発想を核に据えた「福岡の顔・天神」の未来構想を描き出した。 - 2004年11月発行 37号
観光活性化へ、区民の意見募集 (東京都墨田区)
東京都墨田区は、観光客で「にぎわう」まちづくりを目指して「区観光振興プラン」の素案をまとめ、区民の意見を募集している。同プランは11末までに策定する予定である。 - 2004年11月発行 38号
朝市盛り上げへ 出店、イベントを募集−−JR宇都宮駅東口広場 (栃木県)
今年の4月から毎週日曜日、JR宇都宮駅東口の広場で開かれている朝市「うつのみやグリーンマーケット」が、市民の出店やイベントを募集している。 - 2004年11月発行 39号
つくばエクスプレスの開通に合わせ、ペデストリアンデッキ等再整備を図る (茨城県つくば市)
つくば市は来秋のつくばエクスプレス(TX)開通を控え、国の新しい制度である「まちづくり交付金」を利用し、研究学園都市中心部の街並みの再整備を図っている。 - 2004年11月発行 40号
伏見の観光地つなぐベロタクシー 地元大学生が運行計画、実現へ (京都府)
京都市伏見区の地元大学生が、伏見区内でベロタクシー(自転車タクシー)の運行を計画している。伏見に点在する観光地をベロタクシーでつなぐとともに、環境と歩行者に優しいまちづくりをめざすのが狙い。 - 2004年11月発行 41号
全国最大級の循環型拠点施設「エコプラザ」の完成近づく (滋賀県愛東町)
滋賀県愛東町で、廃食油から軽油代替燃料となるBDF(バイオ・ディーゼル・フューエル)を精製するプラントや、もみ殻や木くずからく燻(くん)炭を作る炭化施設などを備えた循環型拠点施設の建設工事が進んでいる。 - 2004年11月発行 42号
新聞販売店員ら地域防犯活動に協力 (佐賀県)
佐賀県内に約5,000人いる新聞販売店員が、佐賀県警と協力して地域の防犯活動に貢献する「安全で安心なまちづくり」が8日から始まり、県警で覚書の調印式があった。 - 2004年11月発行 43号
交通社会実験 無料循環バスの利用者予想を大幅上回る (北海道札幌市)
北海道札幌市が9月に実施した交通社会実験で、都心部を走らせた無料循環バスの利用者は1週間で市の予想を大幅に上回る18,000人に上ったことなどが速報結果から分かった。 - 2004年11月発行 44号
計画段階における環境アセスメント、道路では初着手 (東京都)
東京都は国分寺338号府中所沢線の建設計画について環境影響評価手続きに着手した。計画を固める前から環境に与える影響を調査・検証する計画段階でのアセスメントであり、道路整備で導入されるのは今回が初めてとなる。 - 2004年11月発行 45号
市内循環バスが好評 新ルートを設定 (千葉県野田市)
千葉県野田市はコミュニティバス「まめバス」に新ルート(15.4キロメートル)が設定された。新ルートにあわせて1日26便が増便され、今年度末をめどに1日67便の運行とする。 - 2004年11月発行 46号
ゆいレールの効果検証 渋滞損失時間を約40%削減 (沖縄県)
沖縄都市モノレールは開通1周年を迎え、輸送実績や課題、利用促進策の報告会を実施し、そのなかではモノレールの開通後は国際通りの交通量が減少し、試算では渋滞損失時間が約4割削減。 - 2004年11月発行 47号
カーナビゲーションを活用した駐車場案内システム稼働開始 (東京都)
東京都はカーナビゲーションシステムを通じて駐車場の料金や利用する場合の車高制限、空き状況などが一目でわかる案内・誘導サービスを都内全域に拡大する。 - 2004年11月発行 48号
国立マンション訴訟 2審、景観は個々人により異なる主観 住民側敗訴 (東京都国立市)
東京都国立市の高層マンション(14階建て、高さ約44メートル)を巡り、周辺住民49人などが建築主の明和地所などを相手取り、国立市の条例が禁じた高さ20メートルを超える部分の撤去などを求めた訴訟の控訴審判決が10月27日、東京高裁であった。 - 2004年11月発行 49号
地下鉄の効果着実に 北部・南部で人口増加 (宮城県仙台市)
宮城県仙台市の地下鉄南北線が開業した1987年以降、沿線の北部と南部で若い世代を中心に人口の増加が続いていることが、地下鉄整備効果の検証作業で分かった。 - 2004年11月発行 50号
自治体による公共駐車場空き情報 インターネット、メールで提供 (千葉県船橋市)
千葉県船橋市は9月1日より、船橋駅周辺の駐車場待ちによる渋滞の解消を目指し、公共有料駐車場の空き情報の提供を開始した。
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