月刊まちづくり情報
2004年8月発行
- 2004年8月発行 01号
活力創生2億円事業、まちづくり活動団体に助成(岩手県大船渡市)
大船渡市はこのほど、市内のまちづくり活動団体に最大50万円を助成する「活力創生2億円事業」を実施する。 - 2004年8月発行 02号
東京・杉並区に沖縄タウン化計画、商店街再生に向けて(東京都杉並区)
東京都杉並区の「和泉明店街(いずみめいてんがい)」は、沖縄の薫りを随所に取り込んだ沖縄商店街づくりの計画を進めている。2005年2月のオープンを目指す。 - 2004年8月発行 03号
地域振興商品券6000万円発行で大型店に対抗(福岡県志免町)
志免町商工会は8月21日、総額6,000万円の町内限定の買い物券「地域振興商品券」を発行する。同町は400万円を助成する。 - 2004年8月発行 04号
中心市街地の形成をめざし、産・官・学の協働開始(栃木県大平町)
大平町は足利工業大学と共同で、「町中心市街地活性化基本計画」を策定した。多くの人でにぎわう町の中心街を新たに作ろうと、町役場近くの東武日光線の新大平下駅周辺に駅前広場、商店街、交流センター、駐車場などを集める予定で、同駅の橋上化などを除き5年後にも実現させる計画だ。 - 2004年8月発行 05号
農林漁業体験型民宿の開業促し、北のふるさと再生へ(青森、岩手、秋田)
青森、岩手、秋田県の3県は、地域再生本部の規制緩和により進める地域再生・特区構想に、グリーンツーリズムの普及・農林漁業を体験できる民宿の開業を促す「北のふるさと再生構想」を提案した。 - 2004年8月発行 06号
ここが危険!PTAが手書きの防犯交通安全マップを作成(宮城県仙台市)
学区内の危険箇所などを記し、手書きでまとめた「1年生でも分かる地図」を仙台市太白区の東長町小PTAが作成し、全校児童に配布。家族で安全対策について話し合うことを呼びかけている。 - 2004年8月発行 07号
花によるおもてなし 空中花壇を住民・企業で維持管理(福岡県北九州市)
JR小倉駅のペデストリアンデッキ(空中回廊)に空中花壇を設置する。北九州市の「花による街のにぎわいづくり」事業の一環であり、NPO法人が設計・花の配置を行い、維持管理は小倉駅周辺の企業や町内会が担当する。駅からの道を花いっぱいにし、小倉駅に降りた人や買い物客を花でもてなす。 - 2004年8月発行 08号
犯罪多発箇所を示す「犯罪マップ」をネットで公開 (千葉県柏市)
柏市は、身近で発生する犯罪の発生状況を地図上に表示し、地域ごとに色分けして一目で犯罪多発地区を認識できる「犯罪発生マップ」を市のホームページで公開した。 - 2004年8月発行 09号
開業から332日目、利用者1000万人を突破(沖縄県)
沖縄都市モノレール(ゆいレール)が7月7日に乗客数1000万人を突破した。昨年8月10日の開業以来、332日目となる。県庁駅前で1000万人目となった人への花束等の贈呈等が行われるとともに、県民への一層の利用を呼びかけた。1年以内での1000万人はほぼ見込み通りであるが、1日の平均乗客数が昨年11月から見込みの3万人を下回っている。 - 2004年8月発行 10号
自然環境の復元めざし雑木林を手入れ 里山づくり(京都府長岡京市)
「長岡京市里山再生市民フォーラム」が奥海印寺の西山山林で里山づくりに取り組んでいる。同フォーラムは、市民や環境保全団体のメンバーらで構成される。 - 2004年8月発行 11号
歴史的な街並みの保全に向けて 都市計画道路見直し(岐阜県高山市)
都市計画決定後の社会情勢の変化やまちづくりに対する住民ニーズの変化に応え、高山市は都市計画道路を見直し、歴史的な街並み環境を保全する。 - 2004年8月発行 12号
防犯にコンビニが協力 (奈良県)
県警とコンビニエンスストア「ローソン」(県内103店)が、犯罪発生状況の情報のやり取りなどで、安全な町の形成を目指すための協力関係を締結した。 - 2004年8月発行 13号
空き店舗を集客に活用 映画予告の上映や就職情報の発信に (福岡県福岡市)
福岡市の商業施設「マツヤレディス」は、空き店舗で映画予告を上映したり、福岡県内を中心とした就職情報を提供したりして、買い物客の集客にユニークなアイデアでスペースを活用している。 - 2004年8月発行 14号
コミュニティバス運行を開始 (新潟県見附市)
新潟県見附市は、国の補助金制度を利用して、市中心部でコミュニティバスの運行を開始した。公共交通の利用を促す「社会実験」の一環であり、市街地の活性化を図ることとしている。 - 2004年8月発行 15号
タクシーが防犯に協力 (千葉県四街道市)
警察と連絡を取り合いながら、犯罪を目撃したタクシーが可能な範囲で犯人を追跡する「防犯タクシー」の運行に、四街道署と地元タクシー会社、関係団体が合意し、市内を走るタクシー運転手の目を犯罪抑制に役立てる。県内初の試みとなる。 - 2004年8月発行 16号
下水処理場でホタルまつり (岐阜県土岐市)
岐阜県土岐市は、下水処理水を活用しホタルの人工飼育に成功。毎年1000匹以上の源氏ホタルを羽化させることができ、平成7年より「ホタルまつり」を開催、1500〜2000人近くが毎年参加し、好評を得ている。 - 2004年8月発行 17号
地域通貨は農作業を支援 (新潟県豊栄市)
新潟市近郊の市民グループの発案により、農作業の手伝い1時間あたり「1縁」の地域通過を発行。「縁」はサービスの交換だけでなく、実際の生産物とも交換できる。「1縁は米7合〜1升」に相当する。 - 2004年8月発行 18号
アートが地域活性化のキーワード (東京都)
丸の内周辺で、地権者らでつくる「アート丸の内実行委員会」が若手芸術家の発掘、支援を目指して、「東京コンペ」を9月6日から10月3日までの約1ヶ月間開催する。ビジネス街にイラストや写真、絵画や彫刻などを展示し、幅広い客層を呼び込むことで丸の内周辺の活性化を図る狙いである。 - 2004年8月発行 19号
住基カードなどが地域通貨に 2004年11月から実証実験開始 (千葉県市川市)
市川市では、住民基本台帳カードなどを活用した地域通貨による地域再生計画が認定を受け、NPO法人や商店街代表らにより検討委員会が発足し、地域通貨の額や単位、名称、流通システムなどを検討したうえで、11月中旬から2ヶ月間の実証実験を行う。 - 2004年8月発行 20号
空き店舗の活用企画を募集 (佐賀県唐津市)
空き店舗の活用方法をめぐり、唐津市中央商店街では、起業意欲のある人を対象にした「起業家選手権inからつ」と題したアイデア募集が始まった。最優秀賞には賞金100万円が贈られ、起業を支援する。 - 2004年8月発行 21号
あいさつが荒れた公園を交流の場に (沖縄県那覇市)
「おはようございます」お年寄りたちと登校する児童らの元気な声が公園に響く。7年前まではごみの放置や未成年者らの飲酒が行われる「荒れた公園」が地域の交流の場へ生まれ変わった。 - 2004年8月発行 22号
江戸から大正の街並みテーマパーク NPOがプロデュース(大阪府)
大阪城の西側にかつての城下町が出現。「なにわ百年城下町」が7月18日オープンした。伝統工芸の老舗など75店舗を持つテーマパークで、大阪のNPO法人が企画した。 - 2004年8月発行 23号
清流は自らの手で 市民が川の美化への参画を意思表示(群馬県)
群馬県館林市の中心市街地を東西に流れる鶴生田川を市民の手で清流に戻すため、市民ボランティア団体が川下り参加者にアンケート調査を実施した結果、回答者の9割が環境美化活動に積極的に参加するとの意向を示した。 - 2004年8月発行 24号
若い感性が描くまちの将来像 高専生がプラン作成(石川県津幡町)
国立石川工業高専の学生が石川県津幡町の次期総合計画(06〜16年度)の原案を作成することが決まった。中心市街地の活性化施策や公共施設の配置・デザインを学生が授業で考える。 - 2004年8月発行 25号
空き店舗を利用するチャレンジショップ2期目が開業 (福井県福井市)
福井市などが出資する第三セクターがJR福井駅前のガレリア元町商店街の空き店舗を借り上げ、独立開業を目指す人に賃貸するチャレンジショップで、2期目の店舗4店が営業を開始した。 - 2004年8月発行 26号
キーワードはユニバーサルデザインと「もてなしの街」 (兵庫県姫路市)
中心市街地の商店主や住民らからなるNPO法人「姫路まちづくり支援センター」が、活性化の展望が見えない姫路市の中心市街地を建て直すキーワードに「世界遺産・姫路城にふさわしいもてなしの街に」と、全ての人が利用しやすいように配慮した「ユニバーサルデザインを生かしたまちづくり」を掲げた。 - 2004年8月発行 27号
サスティナブル・コミュニティ運動によるまちづくり (福島県伊達町)
伊達町でエネルギー、コミュニティーの両面で持続可能性を追求する「サスティナブル・コミュニティ運動」を取り入れた住宅地のユニークな試みが進められている。 - 2004年8月発行 28号
夜間の照度不足箇所は要注意 (兵庫県西宮市)
西宮市の阪急夙川駅周辺3町(夙川霞・松園町・大谷町)の住民で構成される住民団体が、独自に「街の明るさ」を調査した結果をまとめた。 - 2004年8月発行 29号
企業撤退後の空き店舗の利用方法を模索 (滋賀県大津市)
企業撤退で空洞化が懸念される大津市の再開発ビル「明日都浜大津」を市民生活支援施設として活用する方針が決まった。 - 2004年8月発行 30号
商店街が100円ショップに (山形県新庄市)
商店街全体を100円ショップにするイベントが山形県新庄市の中心部で2日間行われた。 - 2004年8月発行 31号
昭和レトロ市場を再現 (佐賀県鳥栖市)
佐賀県鳥栖市のJR鳥栖駅前に、開設約80年の古ぼけたアーケード「中央市場商店街」のレトロな佇まいをまちづくりに活かし、昭和20〜30年代の雰囲気を再現した「とす昭和市場」が開催された。 - 2004年8月発行 32号
市町村が国や都道府県に貸し付け、高速道路の整備促進を提案 (京都府京丹後市)
京都府京丹後市は、国の「構造改革特区」と「地域再生」の両制度に、市が国・府に資金を貸し付けて高速道路の早期開通を目指す「市民参加による幹線道路整備促進構想」を提案した。 - 2004年8月発行 33号
コインパーキングが路上駐車を減らす? (香川県高松市)
高松市中心部の繁華街ではコインパーキングが増加し、路上駐車の減少に役立っている。市内では不況の影響もあり、比較的規模の小さなビル跡地を有効活用しようと1996年ごろから駐車場が増え始め、現在は約100箇所あるという。 - 2004年8月発行 34号
小江戸川越の人力車がもたらした思わぬ効果 (埼玉県川越市)
川越市の蔵造りの街並みを颯爽と走る人力車が1周年を迎えた。同市で、花屋が人との触れ合いを通じて川越の素晴らしさを広めようと人力車業を開業。年間15,000人が利用し、赤いはんてんに身を包み、蔵作りの街並みを走る姿は新しい町の名物になりつつある。 - 2004年8月発行 35号
甲府市バリアフリー構想 (山梨県甲府市)
主な公共交通施設とその周辺で高齢者や身体障害者が円滑に移動できるまちづくりを進めるため、専門家らによる「交通バリアフリー基本構想策定委員会」が、JR甲府駅と周辺5施設を囲むエリアを重点整備地区とし、歩道の段差解消などを求めるたたき台を作成した。 - 2004年8月発行 36号
住民の意向を尊重し、宅地開発に罰則付き条例 (東京都町田市)
町田市は、宅地開発を行う事業者に近隣住民への説明義務などを課し、その事業計画を市が公開することなどを定めた条例を年内に施行する。 - 2004年8月発行 37号
官公庁街の中心に再生計画 国が認定 (大阪府堺市)
空洞化が進む堺市の玄関口を活性化させる「自由都市・堺 再生計画」が国から認定された。 - 2004年8月発行 38号
放置自転車対策で新税導入を目指す (東京都豊島区)
放置自転車対策の一環として、新税導入を目指す東京都豊島区は、「自転車等駐車対策協議会」の初会合を開いた。 - 2004年8月発行 39号
バリアフリーで人にやさしいまちづくり (大分県別府市)
別府市は、障害者や高齢者が安心して移動できる社会を目指すプランづくりを行う「交通バリアフリー基本構想策定協議会」を設置し、先月第一回の協議会を開いた。 - 2004年8月発行 40号
ユニバーサルデザインで住みやすい街づくり推進 (徳島県)
徳島県は、年齢や性別、身体的能力などを問わず誰もが住みやすいまちづくりを目指すため、「徳島ユニバーサルデザイン基本指針検討会議」を新設した。 - 2004年8月発行 41号
「開かずの踏切」閉鎖、住民ら不自由さから解放 (千葉県千葉市)
千葉市花見川区で悪名高い「開かずの踏切」が7月28日に閉鎖された。ピーク時には約50分間も通行を遮断されていた住民らは不自由さから解放された。 - 2004年8月発行 42号
民間ノウハウ導入し千客万来の市場を目指す (東京都)
東京都は中央区の築地市場の移転先である江東区の豊洲市場の基本計画を取りまとめた。 - 2004年8月発行 43号
帰宅困難者は大学へ 官学の災害協力が強まる (東京都)
大地震の発生により、都市部などでは交通機関の麻痺で自宅に帰れなくなる「帰宅困難者」や地域住民の避難場所として、大学の敷地を利用できる協定を結ぶ動きが東京都内の自治体に広がっている。 - 2004年8月発行 44号
学生提案型地域づくり協働支援事業 モデル事業が決定 (愛知県)
愛知県では、平成16年度の新規事業として、学生の持つユニークな発想や行動力を、新たな地域づくりにつなげるとともに、学生の地域づくり活動への参加の促進を図ることを目的とした「学生提案型地域づくり協働支援事業」のモデル事業が決定した。 - 2004年8月発行 45号
建設中の阪高大和川線、一部区間を府で建設決定 (大阪府)
阪神高速道路公団が建設している大和川線(10.8km)は不採算路線として建設できないことも予測されていたが、このたび、大阪府が一部区間を自ら建設することを決めた。
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